初めて葬儀をする人にはよく分からない部分も多い葬儀の流れ。
葬儀の流れを葬儀日程や葬儀当日の動きを時間の流れに沿って解説しているので葬儀の大まかな流れを知りたい人は、ぜひ参考にして下さい。
後悔しない葬儀社選びのポイント
急に執り行うことの多い葬儀では事前に葬儀社を比較する余裕もなく多くの人が葬儀後に後悔をしています。
- 事前に打ち合わせをした時と違う葬儀費用を請求された
- 様々な葬儀オプションを付けられ必要以上に豪華な葬儀に
- 葬儀スタッフの対応が事務的で素っ気なく気軽に相談もできなかった
少しでも葬儀後の後悔を減らすためには複数の葬儀社を比較しながら各葬儀社の葬儀費用や葬儀サービスを調べ「葬儀社選びの基準」を自分の中に持つことが大切です。
葬儀資料の一括請求サービスを利用すると入力した希望エリア内にある葬儀社の資料を一括で取り寄せることができ、葬儀費用や葬儀サービスを簡単に比較することができます。
取り寄せた資料をもとに複数の葬儀社を比較することで「希望の葬儀だと葬儀費用の相場は〇〇万円くらいだね」「ここの葬儀社は最初から最後まで担当者が同じ人だって」など、葬儀社選びの基準を自分の中に持つことができます。
急な葬儀でいきなり葬儀社を決めようとしている人や1社だけしか葬儀社をチェックしていない人は1分ほどの簡単入力で葬儀後の後悔を減らすことができます。
【葬儀の流れ】日程・時間
葬儀の流れを日程や時間に沿って解説すると葬儀前〜葬儀後まで大きく分けて次の3STEPになります。
- 複数の葬儀社を比較
- 葬儀社へ事前相談
- 【臨終後】葬儀社への連絡
- 葬儀社との打ち合わせ
- 納棺式
- 通夜式(直葬・火葬式では省略)
- 葬儀・告別式(直葬・火葬式では省略)
- 出棺
- 火葬
- 精進落とし
- 帰宅
- 初七日
- 位牌・仏壇の用意
- 3.納骨(四十九日)
【葬儀の流れ】STEP1:葬儀前
1.複数の葬儀社を比較
突然執り行うことの多い葬儀では事前準備をしている人も少なく葬儀後に80%の人が後悔するというデータもあります。
葬儀での後悔を少しでも減らすためにも葬儀前には余裕のある平時に可能な限り複数の葬儀社を比較するようにして下さい。
複数の葬儀社を比較することで各葬儀社の葬儀費用やサービス、スタッフの対応などを確認する中で葬儀業界の比較基準を持つことができ、葬儀社から一方的に勧められる葬儀オプションの追加や見積りにない葬儀費用の請求といった葬儀後のトラブルや後悔を防ぐことができます。
2.葬儀社へ事前相談
葬儀社を比較する中で気になる葬儀社を見つけた時は積極的に事前相談を活用するようにして下さい。
事前相談では葬儀内容の確認や葬儀費用の見積り依頼、斎場の現場確認やスタッフの対応など葬儀を依頼する上で大切なポイントを事前にチェックすることができ、葬儀についての不安や疑問を解消することができます。
3.【臨終後】葬儀社への連絡
病院からの連絡または自宅での看取りなどを経て臨終を確認した後は主に看護師によって点滴の除去や体を綺麗にするといったエンゼルケアが行われます。
遺族はこの間に葬儀社への連絡や親族への連絡などを行いますが、病院によっては霊安室の関係などから「〇〇時までに葬儀社の方に病院へ来てもらうようにして下さい」と言われるケースもあります。
亡くなられた直後で遺族は気持ちも動揺していますが、葬儀を中心に執り行う人は臨終確認後に短い時間の中でやるべきことが多くあることを頭の入れておく必要があります。
- 葬儀社への連絡
- 親族、関係者への連絡
- 自宅や葬儀社など安置場所への移動
実際に自分が葬儀を執り行い葬儀社への連絡や病院との対応など臨終確認後にやるべき事が想像以上に多く負担になることを痛感しました。
私のように初めて葬儀を執り行う人は手探りの状態で葬儀手続きを進めることになるため、葬儀社選びや葬儀の主な流れを確認しておくなど平時に事前準備を進めておく事をおすすめします。
4.葬儀社との打ち合わせ
葬儀社へ連絡を済ませた後は葬儀社と葬儀についての打ち合わせを行います。
- 葬儀の日程
- 葬儀プラン
- 葬儀費用
- 遺影写真の決定
- 参列者の人数
- 移動手段(霊柩車、マイクロバスの手配等)
- 役所への書類手続き(死亡届の提出、火葬許可証の発行等)
- 葬儀場所
- 火葬場
葬儀プランの内容や追加費用の有無など、打ち合わせの時に少しでも分からないことがあれば遠慮せず確認するようにして下さい。
臨終後で気持ちも動揺している中で打ち合わせをすることになりますが、曖昧な確認で葬儀を依頼すると見積りとは違う葬儀費用の請求など後の葬儀トラブルにも繋がります。
【葬儀の流れ】STEP2:葬儀当日
1.納棺式
通夜前に遺族や近親者が集まり故人とお別れをする儀式で着替えや湯灌(清拭だけも)などで身支度を整え故人を棺に移動させます。
遺族は故人と最後に触れ合える大切な時間となります。
現在は納棺の後に行う通夜式を斎場で行うことが増えているため、通夜式の数時間前に納棺式を行うことが増えています。
2.通夜式(直葬・火葬式では省略)
通夜式は家族や故人と親しかった友人・知人、近所の方などが集まり故人の傍で別れを惜しむ場で、もともと夜通し行っていたことから「通夜」と呼ばれています。
現在の通夜は午後6〜7時頃に始まり2〜3時間で終わること(半通夜)が多くなっています。
通夜は具体的に次のような流れで行われます。
- 僧侶による読経
- 焼香(僧侶、喪主、遺族・親族、参列者)
- 僧侶退場
- 喪主挨拶
通夜後は「通夜振る舞い」と呼ばれる飲食の場が設けられます(行わない場合もあり)
喪主は通夜の時に告別式の段取り(集合、開始時間の確認等)や葬儀業者との打ち合わせを行い喪主の挨拶をもって通夜は終了。
ポイント
お葬式後に御礼へ行けない時は通夜の時に僧侶へお布施を渡すことが多くなりますが、お布施にいくら包めばいいのか分からず悩む人もいます。
地域や宗派などによっても変わるお布施の金額に決まりはなく、いくら包むべきか分からない時は寺院に直接確認することも失礼にはなりません。
しかし、直接確認しずらい時には葬儀社や過去に同じ寺院で葬儀をあげた人に確認することでお布施のおおまかな金額を確認することができます。
また、寺院手配のサービスが含まれている葬儀プランを利用することでお布施を別途用意する必要もなくなります。
\ お布施の心配なし♪ /
3.葬儀・告別式(直葬・火葬式では省略)
家族やご友人・知人が故人の冥福を祈り死者を葬るための儀式である葬儀と故人と最後のお別れをする告別式は元々別々に行われていましたが現在は同時に行われることが一般的になっています。
葬儀・告別式では僧侶の入場に始まり次のような流れで行われます。
- 僧侶入場
- 司会者による開会
- 読経
- 代表者弔辞
- 焼香(喪主ー親族ー参列者)
- 僧侶退場
- 司会者による閉会
- 別れ花・お別れの儀
4.出棺
葬儀・告別式が終わると棺が閉められ火葬場へ移動。
5.火葬
火葬後は遺族と参列者が2人ずつ並び遺骨を骨壷へ収める収骨(骨上げ)
6.精進落とし
7.帰宅
【葬儀の流れ】STEP3:葬儀後
1.初七日
本来は逝去後七日目に行われる法要ですが現在は火葬後や告別式と同時に行われることが一般的。
2.位牌・仏壇の用意
特に決まりはありませんが位牌と仏壇を用意は四十九日の法要を迎える前が一つの目安になっています。
3.納骨(四十九日)
現在は納骨と四十九日の法要を合わせて行うことが多くなっています。
位牌の名入れには時間がかかるためスケジュールを考えながら早めの手配をすることが必要です。
また法要の日取りは親族が集まりやすい土日にする方が多くなっています
自分に合った葬儀社の選び方
自分の希望に100%合った葬儀社を見つけるのは簡単なことではありません…
- 少しでも安い葬儀社
- 大きな駐車場のある葬儀社
- 宿泊施設のある葬儀社
- 家族葬に対応した葬儀社
- 地元の風習に詳しい葬儀社
- 大手で名前の知れた葬儀社
葬儀社に求めることは人それぞれ異なりますが、少しでも自分の希望に合った葬儀社を探すには複数の葬儀社を比較することが大切です。
複数の葬儀社を比較し各葬儀社のサービス内容や葬儀費用をチェックすることで多くの人がしている葬儀後の後悔を防ぐことができます。
しかし、1件ずつ葬儀社を調べて比較することは大きな手間となり、急に執り行うことの多い葬儀では葬儀社を比較する余裕のない人も少なくありません。
このような時は葬儀資料の一括請求サービスを利用することで希望エリア内にある複数の葬儀社資料を一括で取り寄せることができ、葬儀費用や葬儀サービスを簡単に比較することができます。
取り寄せた資料をもとに複数の葬儀社を比較することで「希望の葬儀だと葬儀費用の相場は〇〇万円くらいだね」「ここの葬儀社は最初から最後まで担当者が同じ人だって」など、葬儀社選びの基準を自分の中に持つことができます。
急な葬儀でいきなり葬儀社を決めようとしているや1社だけしか葬儀社をチェックしていない人は1分ほどの簡単入力で資料を取り寄せられるので、葬儀社を決める前に一度資料請求をしてみて下さい。