突然執り行うことの多い葬儀では事前準備をしていない人も多く、葬儀を行なった80%の人が葬儀後に後悔したというデータもあります。
この記事では葬儀に備え事前準備すべき項目をチェックリスト形式でまとめたので少しでも後悔のない葬儀をしたい人は、ぜひ参考にし下さい。
後悔しない葬儀社選びのポイント
急に執り行うことの多い葬儀では事前に葬儀社を比較する余裕もなく多くの人が葬儀後に後悔をしています。
- 事前に打ち合わせをした時と違う葬儀費用を請求された
- 様々な葬儀オプションを付けられ必要以上に豪華な葬儀に
- 葬儀スタッフの対応が事務的で素っ気なく気軽に相談もできなかった
少しでも葬儀後の後悔を減らすためには複数の葬儀社を比較しながら各葬儀社の葬儀費用や葬儀サービスを調べ「葬儀社選びの基準」を自分の中に持つことが大切です。
葬儀資料の一括請求サービスを利用すると入力した希望エリア内にある葬儀社の資料を一括で取り寄せることができ、葬儀費用や葬儀サービスを簡単に比較することができます。
取り寄せた資料をもとに複数の葬儀社を比較することで「希望の葬儀だと葬儀費用の相場は〇〇万円くらいだね」「ここの葬儀社は最初から最後まで担当者が同じ人だって」など、葬儀社選びの基準を自分の中に持つことができます。
急な葬儀でいきなり葬儀社を決めようとしている人や1社だけしか葬儀社をチェックしていない人は1分ほどの簡単入力で葬儀後の後悔を減らすことができます。
葬儀の事前準備をする時のチェックリスト
- 葬儀に呼ぶ参列者の人数を決めましたか?
- 葬儀を行う場所・エリアは決めましたか?
- 希望の葬儀内容や葬儀のこだわりはありますか?
- 故人の安置場所はどこですか?
- 葬儀の大まかな予算は決めましたか?
- 葬儀の受付は誰がやるのか決めましたか?
- 検討している葬儀社は事前相談に対応していますか?
- 相続税の対策・準備はしていますか?
1.葬儀に呼ぶ参列者の人数を決めましたか?
葬儀では家族や故人と親しかった人をはじめ、近所の人や会社関係者など様々な人が葬儀に参列します。
葬儀に呼ぶ人数によって葬儀プランや必要な葬儀費用も変わってくるため必ず葬儀に呼びたい人や葬儀費用に応じて呼べる人など、各人の状況を考え事前準備しておくようにして下さい。
葬儀に呼ぶ人の決まりはありませんが「あの人は葬儀に呼ばれたのに私は呼ばれなかった…」など、後で問題になるケースもあります。
いざという時に備え各家庭で事前に相談しながら準備しておくことで余計な問題を回避できます。
2.葬儀を行う場所・エリアは決めましたか?
現在住んでいる自宅周辺や故人の生まれ故郷など、葬儀を行う場所も事前に決め準備しておくことが大切です。
葬儀を行う場所は参列者が来る時の大切なポイントにもなるため葬儀に呼ぶ人と合わせて早めに準備しておくようにして下さい。
3.希望の葬儀内容や葬儀のこだわりはありますか?
葬儀に参列する人数や葬儀エリアが大まかに決まると葬儀社に依頼する葬儀プランも自然と絞られてきます。
葬儀内容の詳細については依頼した葬儀社から説明をされますが、希望の葬儀内容やこだわりの葬儀がある人は事前に整理し紙などに書き出しておくことをおすすめします。
- 葬儀当日は故人の大好きな音楽を流したい
- 〇〇宗派に合わせた葬儀をしたい
- 斎場を貸切り家族だけでゆったり葬儀を行いたい
- 最低限の飾り付けでシンプルな葬儀をしたい
- 遺骨は故人の好きだった海へ海洋散骨したい
葬儀社によって対応できる葬儀内容も変わるため希望の葬儀内容を事前に決めておくことで葬儀社選びの基準もできます。
私が執り行った葬儀では亡くなった親族がお花が大好きだったので葬儀プランにオプションでお花を追加しました。
葬儀当日はひ孫も含め全員でゆっくりお花をお供えする時間もあり、お花のオプションを追加して本当に良かったです♪
4.故人の安置場所はどこですか?
亡くなった後に故人が帰る場所となる「安置場所」は必ず必要となるため事前に決めて準備しておくことが大切です。
今までは自宅が主な安置場所となっていましたが現在はマンションなどの住宅事情や核家族化などに伴い葬儀社や斎場の安置室などの利用が増えています。
各人の家庭状況に合わせて故人の安置場所を準備しておくようにして下さい。
私が中心に執り行った葬儀では火葬場が混んでいて使えず、当初考えていた自宅安置ができず急遽葬儀社の安置室を使わせてもらうようになりました。
実際の葬儀が行われると思いもよらぬ出来事が起きるため、事前準備では全てを完璧に決めるようなことは考えず「家族で万が一の時のことを考える良いきっかけ」として気軽に準備することをおすすめします。
5.葬儀の大まかな予算は決めましたか?
葬儀に参列する人数や希望の葬儀内容が決まると葬儀費用の概算も決まってきます。
葬儀予算と照らし合わせ希望の葬儀に対して葬儀費用が足りない時は葬儀オプションの見直しや依頼する葬儀社の再検討など、葬儀予算の見直しを行うことができます。
この後で詳しく紹介しますが、葬儀社に見積りを依頼する時は必ず複数の葬儀社に見積りをとり各葬儀社のサービスを比較するようにして下さい。
葬儀が決まった後はやることが多く葬儀社の比較を行うのは難しいため、いざという時の事前準備として平時にやっておくことをおすすめします。
6.葬儀の受付は誰がやるのか決めましたか?
近所の方や会社関係者なども参列する一般葬では葬儀の受付も必要になります。
事前準備として葬儀当日に誰が受付をやるのか決めておくことで慌てることもなくなります。
7.検討している葬儀社は事前相談に対応していますか?
今までのチェックリストを検討していく中で気になる葬儀社が絞られてきた時は各葬儀社へ事前相談をして下さい。
事前相談では葬儀内容の詳細はもちろん、葬儀費用の見積りや斎場の雰囲気、スタッフの対応を含め葬儀社を決める上で参考になることが多くあります。
現在は対面だけでなく電話やビデオ通話など様々な方法で事前相談に対応している葬儀社も増えており、仕事が忙しい人も自分の都合に合わせて無理なく相談することができます。
事前相談の有無や事前相談時のスタッフ対応の様子は葬儀社が遺族目線で葬儀をあげてくれるかを考える時の貴重な判断材料の1つになります。
事前相談に対応していない葬儀社が悪いわけではありませんが、これから葬儀をお願いする中で葬儀内容の詳細確認や斎場の雰囲気(建物内の清掃やスタッフの表情など)も含めて、少しでも後悔のない葬儀を行いたい人は可能な限り葬儀社へ事前相談することをおすすめします。
事前相談をした葬儀社に必ず葬儀を依頼する必要はありません。
葬儀社選びの勉強をするつもりで気軽に相談して下さい。
8.相続税の対策・準備はしていますか?
一部富裕層だけの問題とイメージされていた相続税の問題ですが、税制改正による基礎控除額の引き下げなどから対象者が増えている相続税の問題。
毎年変わる税制改正に素人の個人だけで対応することは難しく、対象者は葬儀後に焦らないためにも事前に税の専門家である税理士などに相談しながら相続税対策を進めておく必要があります。
相続税対策をお願いする税理士を自分で探すことにハードルの高さを感じる人もいますが、現在は相談料やお願いしたいサービスなど希望条件に合った税理士を紹介してもらえる無料のサービスもあるため、葬儀前の平時から相続税対策を進めておくことが大切です。
- 葬儀に呼ぶ参列者の人数を決めましたか?
- 葬儀を行う場所・エリアは決めましたか?
- 希望の葬儀内容や葬儀のこだわりはありますか?
- 故人の安置場所はどこですか?
- 葬儀の大まかな予算は決めましたか?
- 葬儀の受付は誰がやるのか決めましたか?
- 検討している葬儀社は事前相談に対応していますか?
- 相続税の対策・準備はしていますか?
自分に合った葬儀社の選び方
自分の希望に100%合った葬儀社を見つけるのは簡単なことではありません…
- 少しでも安い葬儀社
- 大きな駐車場のある葬儀社
- 宿泊施設のある葬儀社
- 家族葬に対応した葬儀社
- 地元の風習に詳しい葬儀社
- 大手で名前の知れた葬儀社
葬儀社に求めることは人それぞれ異なりますが、少しでも自分の希望に合った葬儀社を探すには複数の葬儀社を比較することが大切です。
複数の葬儀社を比較し各葬儀社のサービス内容や葬儀費用をチェックすることで多くの人がしている葬儀後の後悔を防ぐことができます。
しかし、1件ずつ葬儀社を調べて比較することは大きな手間となり、急に執り行うことの多い葬儀では葬儀社を比較する余裕のない人も少なくありません。
このような時は葬儀資料の一括請求サービスを利用することで希望エリア内にある複数の葬儀社資料を一括で取り寄せることができ、葬儀費用や葬儀サービスを簡単に比較することができます。
取り寄せた資料をもとに複数の葬儀社を比較することで「希望の葬儀だと葬儀費用の相場は〇〇万円くらいだね」「ここの葬儀社は最初から最後まで担当者が同じ人だって」など、葬儀社選びの基準を自分の中に持つことができます。
急な葬儀でいきなり葬儀社を決めようとしているや1社だけしか葬儀社をチェックしていない人は1分ほどの簡単入力で資料を取り寄せられるので、葬儀社を決める前に一度資料請求をしてみて下さい。
まとめ
葬儀をする時に事前準備すべき項目をチェックリスト形式で紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
普段は意識することのない葬儀のため、突然の出来事に慌ててしまい事前準備なしの葬儀を行い後悔する人も少なくありません。
紹介したチェック項目を参考にしながら各家庭に合った葬儀準備を進めてみて下さい。